問題を未然に防止するプロアクティブ・サポートへ
~既知問題を踏まない“Zero re-discovery”で安定稼動を実現~

データベースをはじめとするシステムの安定稼動を実現するうえで、ぜひとも考慮したいのが問題の未然防止だ。Oracle Premier Supportでは、グローバルな“Get Proactive!”イニシアチブに基づく予防的メンテナンスを推進。問題解決の迅速化、日常の運用業務の効率化/簡素化を図り、リスク緩和とサービスレベルの最大化を促進する。
オラクルのプロアクティブ・サポートは、問題の「予防」と「解決」、システムの「アップグレード」の3つの観点から最新のベストプラクティスを提供し、IT投資価値を最大化する。

 Oracle Premier Supportでは、お客様が利用中のオラクル製品(ソフトウェア、サーバー、およびストレージ、エンジニアド・システムズ製品など)が安定稼動し続けるよう、サポートポータル「My Oracle Support」を通じて、エキスパートによるアドバイスとナレッジを提供している。

 たとえば、豊富なナレッジベースからFAQを検索するほか、サービスリクエストの登録や追跡を容易におこなうことができる。また、コミュニティに質問を投稿することで、オラクルのエキスパートや他社ユーザーとリアルタイムにコラボレーションし、短時間で問題解決を図ることができる。

 さらにオラクルでは、発生した問題への迅速な対処のみならず、問題そのものを未然防止するため、グローバルな“Get Proactive!”イニシアチブを推進している。この包括的な取組みのもとで強化されたのが、ユーザーに既知問題を踏ませない“Zero re-discovery”をコンセプトとするプロアクティブ・サポートだ。

 各ユーザーはそのシステム構成情報を「Oracle Configuration Manager」を使ってオラクルと共有。これにより、それぞれの構成に基づいたヘルスチェックやアドバイスが自動生成されるほか、かつてなく容易に最新のベストプラクティスを導入することが可能だ。たとえば、下記のような機能を活用し、稼動環境に影響をしないよう配慮したうえで、問題回避に役立てることができる。

●ヘルスチェック:Oracle Configuration Managerで取得した構成情報を自動判定。オラクルのベストプラクティス(推奨値)と異なる設定、使用方法をおこなっている項目をピックアップする。

●パッチ推奨・パッチ計画:Oracleデータベースのパッチの事前検証によってパッチ競合などで適用できないと判断した場合は、代替パッチのリクエストまで自動でおこなう。

●SQLT(SQLTXPLAIN):SQLのパフォーマンスが劣化した際に、診断情報を取得して原因を調査する。

 なお、Oracle Premier Supportを契約しているユーザーはOracle Configuration Managerを利用することができるが、このOracle Configuration Managerでは、社内のセキュリティ・ポリシーに準じてユーザー名をマスクするなど、必要に応じてオラクルに公開する構成情報を制限することも可能であるため、利用の障壁はほとんどないだろう。

 オラクルのプロアクティブなサポートによって、実際どんな効果を期待できるのか、まずは次ページで株式会社リコーの事例を紹介しておきたい。また次号からは、このプロアクティブなサポートの機能やサービスの詳細を、順次紹介していく。

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