Auto Service Requestでシステム製品の保守業務をシンプルに省力化~Oracle Premier Support~

ハードウェアの単純障害を検知しサービスリクエストを自動発行

Oracle Premier Supportでは、ソフトウェア、ハードウェア、エンジニアド・システムズ製品を問わず、ユーザーがオラクル製品を安定的に運用し続けられるよう、サポートポータルのMy Oracle Supportをはじめ、エキスパートのナレッジに基づくさまざまな機能やサービスを提供している。このプロアクティブなサポートサービスの機能やサービスの詳細をご紹介する本コーナー。今回は、特定のハードウェア障害を検知した場合、自動的にオラクルのサポート窓口へ連絡してサービスリクエスト(SR)を登録し、管理負荷を軽減するOracle Auto Service Requestを紹介する。

 オラクルのハードウェア製品に障害が発生した場合、ユーザーはMy Oracle SupportにアクセスしてSR情報を登録する必要がある。その後も復旧にあたって必要なログデータを収集、オラクルへ送付し、対応案の提示を受け、オンサイト保守の日程を調整するなど、復旧までには手間と時間がかかる。

 この一連の運用・保守に関する作業負荷を大幅に軽減するのが、Oracle Auto Service Requestだ。主要なハードウェア障害を検知した場合、SRを自動的に起票してオラクルのサポート窓口へ通知(登録)するため、従来のように手作業でSRの作成や更新をおこなう手間がなくなる。ハードディスク故障のような単純障害については、対応案の提示まで自動的に進み、この間のリードタイムは通常数十分程度。原因特定から解決までのスピードアップに大きく貢献する。

 SRの起票・登録やログデータの収集は、故障部品の特定に必要な最低限の情報のみを収集し、安全な手段で自動送信するため、セキュリティ上のリスクはない。

 Oracle Premier Support契約を結んでいれば、追加費用を支払うことなく利用できるのもOracle Auto Service Requestのメリットだ。ハードウェアの障害を検知する機能はあらかじめ製品に組み込み済みで、個々のモジュールへのエージェント・ソフトウェアのインストールも不要だ。システム構成によっては、オプションのOracle Auto Service Request Managerのインストールが必要になるが、この場合でもアプリケーションはOracle.webから無償でダウンロードできる。

 利便性と確実性の高さから、実際にOracle Exadata Database Machineの過半数のユーザーがOracle Auto Service Requestを利用している。これらの企業では、Oracle Auto Service Requestで通報されてくるハードウェア障害がSR全体の約7割を占め、その約2割が対応案の提示までのプロセスを自動化している。即座にオンサイト保守の日程調整に入れるわけだ。

 結果として、システム管理要員の負荷軽減を図り、煩雑なインフラ管理業務から、より高度なデータ分析業務などへ人員転換が可能になる。

 オラクルでは、今後もOracle Auto Service Requestで把握するハードウェア障害の種類や解析ツールなどを拡充し、運用・保守の自動化を推進していく計画だ。対応ハードウェアや実装機能などの最新情報については、www.oracle.co.jp/asr/ を参照してほしい。

Oracle Premier Support情報

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