Oracle Magazine読者の皆様へ
社長就任のご挨拶

日本オラクル株式会社
代表執行役社長 兼 CEO

 日本企業のIT部門とIT関連会社、システム・インテグレーターなどのIT企業、こうしたIT関連の仕事に取り組む皆さんとともに、ビジネスに貢献する情報システムをつくり、動かしていきたい。これが私の想いです。

 多くの企業におじゃましたり、プロジェクトにかかわったりした経験から申し上げますと、優れた情報システムをもつ企業には国内外を問わず共通点があります。よい意味で貪欲であり、失敗を恐れないという点です。

 責任者も技術者も、それまでつき合っていた相手にとどまらず、新しい相手に声をかけ、わからない点を聞き、「自社のビジネスのためにどういうITを使うのがベストか」を一緒になって議論しています。さまざまな情報と知恵を得て、ビジネスに融合していく。いわゆるコラボレーションの力があるのです。

 組織も、そこにいる人も、失敗を恐れません。大げさにいえば、99回失敗してもめげずに取り組み、100回目に成功を勝ち得た企業や人が成功者と呼ばれるわけです。

 日本企業の皆さんから「成功事例を教えてほしい」としばしば依頼されます。オラクルは日本を含む世界中の成功事例を知っていますが、米国企業の例が多くなりがちです。成功事例がなぜ米国にあるのかといえば、米国企業のほうが失敗を繰り返しているからです。こうだと思い込んだら、どこまでもそれを押し進めていく人が米国にはいます。途中で失敗しても全然気にしません。

 新しいことに貪欲で失敗を恐れず、信じた道を突き進む。こうした人は日本にもいました。そうした先達に学び、チャレンジをしていきたいと私は考えています。

 ITの変化は激しく、Internet of Thingsやビッグデータ、クラウドなど新語が次々に登場しますので、どう対応すべきか迷っている方が多いのではないでしょうか。どんなことでもかまいません、「これはどうなのか」とオラクルに声をかけていただければと思います。



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